昔のボディビルダーが経験的に言っていたことは実は正しかった?

COT WELLNESSブログにようこそ!関口です。

最近のトレーニングは初心に戻ってバーベルやダンベルといったフリーウェイトをメインにしています。
ここ1年程は何だかんだと忙しく時間に追われているような気がして、いつもマシン中心で45分~60分ほどのトレーニングでしたが、7月に出場したアジア選手権での写真を見たら筋肉の密度感やアウトラインが弱まっていて(悲しい)、フリーウェイトを再開した次第です。
やっぱりやらないとダメなんじゃないかな…という直感。

昔の私はスクワットやベンチプレスが割と得意で、例えばスクワットなら150kgで踵とお尻がくっつくフルスクワット10回×10セットを週に1度やっていたし、ベンチも尻上げで150kg×7~8回は出来ていましたが、最近ではスクワット80kgでグラグラしているし、ベンチも80kgで精一杯。やっていないと神経系や連動性が弱くなる事を身を持って実感しています。

前置きが長くなりましたが、トレーニングやダイエットの現場では「研究室や論文のデータと現実は違う」ということがよくあります。

例えばトレーニングについて。
「筋肥大においてはチェストプレスやレッグプレスなどのマシンで十分に筋肉を刺激できるから、バーベルスクワットやベンチプレスなどのフリーウェイトでなくても大丈夫」と言われれば確かにその通りだし、マシンの方が狙った筋肉に的確に刺激を入れる事ができますから、むしろ良さそうです。
一方で、レジェンドボディビルダーのインタビューなどでは「ダンベルやバーベルの基本種目をやり込まないとデカくならない」みたいな事をよく言われています。

マシンVSフリーウェイト。

限界までやり込んだ場合、純粋な筋肥大やステージでの仕上がり、質感の違いに差はあるのでしょうか。

結論から言うと違いはあり、フリーウェイトに軍配が上がるのではないかと。あくまでも私の体感ですが、例えばベンチプレスとチェストプレスでは対象とする筋肉は同じでも、刺激の大きさがまるで違います。ベンチプレスは胸を中心に背中も脚も使って全身ではね返す種目に展開できますが、チェストプレスはどこまでいっても胸と三頭の種目という感じです。
私が久しぶりにベンチプレスをやってみて最初に驚いたのは「ブリッジが組めなくなってる」という事でした。お尻の筋肉をギュッと締めて脚の力をバーベルに伝える事ができなくなっていたんです。
チェストプレスは胸と三頭を集中して鍛えられる事が長所ではありますが、裏を返せば運動量、強度という点ではベンチプレスに敵わないということでしょう。チェストプレスを終えたあとの体は胸がパンプアップしているだけですが、ベンチプレスを終えたあとは肩も背中も腕もパンプアップしていて、おまけに横隔膜も引き上がったようになります。そへだけ運動強度が高いのでしょう。

時間辺りの運動強度を高められるという事はテストステロンに代表される性ホルモン、内分泌系にも大きく関わるはずですので、全身の出力を高められるフリーウェイトは私のようなミドルエイジにとってもお勧めです。

昔のレジェンドビルダーはフリーウェイトもマシンもどちらも徹底的にやり込んだ結果、これ(フリーウェイト)だ!と確信したのではないかと思います。そのような訳で、私も「やっぱやんなきゃなぁ!」という結論に至りました。

フリーウェイトを再開しての筋力や見た目の変化など、機会があればまたブログに書きたいと思います。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。

\ 随時 最新情報を更新中! /

\ プロの厳選サプリメント /