背中のトレーニングは効かせるのが難しく、トレーニング中上級者の間では「大円筋に効かせる」とか「広背筋は上部と下部に分ける」または「厚みと広がりに分ける」というようにピンポイントで背中を鍛えている人も多いかと思われます。
私の場合も一応考えていて、例えば大円筋を鍛える場合は肩甲骨をあまりダイナミックに動かさないようにしたり、ストレッチを強めたりしていますが、しかし実際のところ、大円筋、広背筋上部下部という単独の分け方ではなく「肩の後ろ~大円筋~中部僧帽筋」「広背筋下部~脊柱起立筋群」という感じで、面でザックリと捉えています。デッドリフトなんかはもはや全身ですし。
フィジークの世界では、背中の筋肉がつくり出すシルエットをTシェイプとかVシェイプと表現され、時代によってトレンドがあるとされていますが、実は勝った選手のシェイプがトレンドになるという場合が多く、そう考えたら時のトレンドは関係なく、自分がTシェイプでもVシェイプでも勝てばいいだけです。TをVに近づける必要はないし、逆もまた然り。一人ひとりの究極背中を目指す事が勝利への最短ルートでしょう。
是非あなただけの究極の背中を作り込んでみてください。
背中は面で捉える。参考になれば幸いです。
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