COT WELLNESSへようこそ！関口です。
もうかれこれ30年ほどトレーニングの世界に身を置いていますが、その間にサプリメントの世界では様々な素材や商品が出ては消えを繰り返してきました。
効いた効かないの賛否両論があるのがサプリメントの世界ですが、今日のブログは糖質の話。ハードにトレーニングを行なうのならトレーニング中の糖質補給はマストですからね。
マストとはいえ、どんな種類の糖をどのくらいの量、どのくらいの濃度で摂るのかで結構体感が変わってきます。
まず種類では果糖、砂糖、デキストリン、ブドウ糖がパウダー状の糖質としてラインナップされますが、その中で果糖は血糖値の急上昇と急降下が起こりにくいという特徴があります。一見良い事のようですが、実はトレーニング中はアドレナリン、グルカゴンなどの分泌により血糖値の急降下は起こりにくく、そのため果糖でゆっくり血糖値を上げていてはタイミング的に合わないという場合があり、また、果糖は中性脂肪になりやすいなどの問題も知られていますので、特にトレーニングシーンにおいては果糖はNGといえるでしょう。次に砂糖。砂糖は果糖とブドウ糖が1：1という構成ですので、果糖の問題からややNG。そうなると消去法でブドウ糖かデキストリンとなるわけですが、ブドウ糖は分子が1つで吸収が早いという特徴があり、デキストリンはブドウ糖の分子がいくつか繋がったもので、胃から腸への移行などそれぞれの利点がありますが、どちらもトレーニングシーンにはぴったりの糖質といえます。そんな訳でトレーニング中はブドウ糖かデキストリンがおすすめです。
次に量ですが、これは体重×1～1.2グラムといわれていて、私の場合だと体重70キロですので70～80グラムのブドウ糖またはデキストリンをトレーニング中、後に摂る事をおすすめしていますが、私は減量中だとビビってしまい、これをカットしてしまいがち。。だから減量末期に体が干からびてしまうのかなぁ。
最後に濃度。ハイポトニックという言葉を聞いた事があるでしょうか。体液と比べて浸透圧が低いと吸収が良く、糖濃度が6%を超えた辺りから胃からの吸収が遅くなるとされています。そう考えると体重60キロの場合、60グラムのブドウ糖を1リットルの水に溶かせば濃度6%の液体となりますので、この辺りが落とし所となるでしょう。
…と、今までそう考えていたのですが、昨年ジェル状の糖質（エナジージェル）をトレーニング直前やトレーニング中に飲んでみたところ、一気に元気が出るという経験をしまして、長年の考えがくつがえされました。
1リットルに薄めた液体を適宜飲むよりも、むしろ一気に補給して、その体感を引っ張る方が断然良いじゃないか！と。ジェルでチュッと飲めるのには意味があるんですね。
特にトレーニング前に元気が出ない方やダイエット中の方には本当におすすめです。速攻の体感がありますし、マグネシウムが痙攣の予防にもなり、さらにHCAが脂肪燃焼をサポートしてくれるという、一見地味系サプリですが、実はイケメン系サプリの代表格。
ウィンゾーンのエナジージェル。関口商店から10%割引でご購入いただけますので、ぜひお試しください。