企業様やフィットネスクラブ様でのセミナーや研修、YouTube等を通じて「喋り方や伝え方が上手だね」とお褒めいただくことがあり、大変嬉しく思います。ありがとうございます!
元々は人前で喋るのは本当に苦手で、なるべくそうした機会は避けてきましたが、あるきっかけでガラッと変わりました。
今から10年ほど前に起業してジムを運営していた頃に一時だけ事業(筋トレ塾というセミパーソナル業態)に勢いがあった時期があるのですが、その時期に業界内のフィットネスビジネスリーダーに選出され、フィットネス関連企業の社長やマネジャーの前で登壇し、事業の取り組みや想いをプレゼンするという機会があったんです。大変光栄な話ではありますが、当時の私にとっては嗚咽するくらいプレッシャーがあり、できれば辞退したいと思ったのを覚えています。
しかし流石に「緊張するから辞退します」とはいえず、事前準備に相当な時間と労力をかけました。資料を用意するのは当然ながら、「こんにちは。ご紹介賜りました関口貴夫と申します」という最初から何度もリハーサルを重ねてみたりして。100回以上リハーサルしたかもしれません。今考えれば笑えますが、当時は真剣そのもの。
そんなこんなで最終的には台本を丸暗記するようになり、いざ登壇。すると想像以上にプレゼンは上手くいき、多分その日のMVPがあったら私だったでしょう(主催者にそう言われました)。
それ以降人前で話すことの苦手意識はすっかりなくなりました。今はむしろ緊張したほうが上手くいくと思っています。
また、今はスラスラと上手に話そうとは思っておらず、心の底から思っていることを話そうと思っていますので、噛んでも声が裏返っても全然気になりません。
セミナーも研修もパーソナルもYouTubeも上辺の薄っぺらい話より、たどたどしくても本気の話がモットーです。