筋肥大を狙ったトレーニングはストレッチが大事というのは良く知られていて、例えばダンベルフライなら大きく大胸筋を伸ばしたところで耐えるようなフォームが一般的です。ラットプルなら大きく背中を伸ばしたポジションがそれに当たります。
しかしここで気を付けたいのが筋紡錘の働き。筋紡錘というのは筋の長さを感知する感覚受容器ですが、実はこの筋紡錘、過度に伸ばされたり、伸びた状態でキープされると感度が鈍ってしまうんです。
先のダンベルフライなら、ストレッチポジションを味わって一旦止めたりすると、突然力が入らなくなるという現象が起こります。筋がオールアウトしているのではなく、筋紡錘がバカになっているだけ…みたいな。
それを防ぐには動作の切り返しをスムーズにする事と、適度な反動でプレストレッチを入れていくというテクニックです。
私は全種目チーテイングとプレストレッチを入れていますが、この辺りは動画にもしていきたいと思いますので、その時はまたよろしくお願いします!