相反する動作を行なうと神経が促通される

胸でも背中でも「何だか効きが今一つだな」と感じる日ってありますよね。

そんな時に思い出してもらいたいのが相反神経支配です。

相反神経支配というのは「プッシュ・プルなど相反する動作を行なうと神経が促通される」というはたらきで、例えばベンチプレスでフォームが決まらない時にローイングをやってみるという感じです。逆にローイングで効きが悪かったら一旦ダンベルプレスを挟むみたいな。ラットプルとショルダープレスとか。

要するに拮抗している動作や筋肉に刺激を入れるのですが、これが意外と効果的で、私の場合にはトレーニングの後半によく取り入れます。

胸ならギロチンベンチ→チェストプレス→ダンベルフライ→シーテッドローイング→マシンディップスみたいな感じで、トレーニングの後半に効きが悪くなったところで入れていきます。

少し発想が飛躍しますが、トレーニングのイメージとして「ローイングをするようにベンチプレスをする」「ラットマシンをするようにショルダープレスをする」という感じで行なうとフォームが決まる場合も多く、実際、ベンチプレスが強くて安定している人はまるでローイングをしているように見えるものです。

相反神経支配。覚えておいて損はないでしょう!

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