先日、とあるフィットネスクラブのスタッフ様にパーソナルトレーニングセミナーを担当させていただきました。
ひと昔前は考えられませんが、今は専門学校でもパーソナルトレーニング科があり、社会人1年目でパーソナルトレーナーという人も珍しくありません。私がパーソナルトレーナーを名乗った時代のパーソナルトレーナーは、どちらかというとボディビルに人生を全振りした不器用でクセの強い人が多かった気がしますが(私も含めて)、今は一つの職業として確立されていて、ホント時代は変わりました。
私は30代でフィットネスクラブ社員時代に、「こんなに毎日残業ばかりで休みもなくて、それでいてこんな少ない給料なら、フリーのパーソナルトレーナーになったほうが時間もできるし手取り収入もそんなに変わらないじゃん」とめちゃくちゃ安易にパーソナルデビューしたのですが、最初に活動を開始したクラブで大爆発して売れまくりました。
クラブのオープンからラストまで予約が埋まるような状況で、収入は社員時代の3倍以上になったのを覚えています。
その後、そのパーソナルが売れる手法をクラブに導入していくというのが仕事になり、最終的には自分で起業してジムを出しましたが、店舗展開を目指したところで大失速。一人で上手くいくのと会社として上手くいくのは全然違う世界観ということを知りました。
今は事業を大きくしようとかはあまり考えず、逆に私にしかできないモノやコトを深く掘り進めていきたいと思っています。多分そういうタイプなんでしょうね。
100店舗とかはできないけれど、1店舗を1番にはできる、みたいな。
セミナーを担当していて、そんなことを思いました。