人生50年も生きていれば、人には言えないようなしくじり話の一つや二つもあるものです。
まぁ私の場合、そんなしくじりは100個くらいあるのですが、昨日、ジムのスタッフさんから私のあるしくじり話について、誰に聞いたのか「アレ本当すか!?マジすか!」みたいな展開になり、改めて自分の過去を振り返ってみたのですが、私は過去に一度起業に失敗して、離婚もして、家もお金も犬もいなくなった経験がありますが、今ではその経験はしくじりとは思っておらず、「あれがあったからこそ今がある」と考えているんです。
よく、「過去と他人は変えられない。未来と自分は変えられる」といいますが、私は過去も変えられると思っていて、辛い経験や思い出したくもない出来事でも、それを機に一念発起をして何かしらを掴んだならば、辛い過去も「あれがあって良かったな」と思えるわけで、そうなれはもう既に過去が変わったと思うんです。「今を変えれば過去が変わる」という感じです。
私も一時期は会社も家もお金も犬もやることも全てなくなり「終わった…」と思っていましたが、そこから人生をトレーニングに全振りした結果、フィジークという競技に出会い、千葉も関東もオールジャパンもアーノルドも優勝できて、今ではポージングやセミナーが仕事になっていたりしますから、むしろ終わったのではなく、あれが始まりだったとすら思います。
これからもたくさんしくじるかもしれませんが、今を変えて、過去も変えまくっていこうと思う次第です。