こんにちは！関口貴夫です。
今年7月のアジア選手権でメンズフィジーク選手をいったん引退した私ですが、基本的に日々のトレーニングは続けています。
実は引退宣言をした際に少し不安だったのが、競技を離れてしまったらそのままトレーニングもしなくなってしまうのでは…ということでした。今までは日本一だ世界一だと目標があったので、それに向けてハードに取り組むというシンプルな生活でしたが、そんな目標がなくなったら、トレーニングのモチベーションを保てるのかなぁ…と。
しかし蓋を開けてみれば今まで以上にトレーニングに対するモチベーションは高く、コンテストという目標がない分、トレーニングにしてもサプリメントにしてもいろいろと楽しみながら取り組むことができていています。
楽しんでトレーニングをしているせいか体の反応も良く、トレーニングベルトの穴は減量期と同じ（Sサイズでピンを４つ目）ですが、体重はコンテスト時70㎏→77㎏ですので、お腹周りに余計な脂肪を乗せずに増量できたのではないかと。まぁ、単にキツくベルトを絞めているだけかもしれませんが、そう思うことにしよう。うんうん。
もう何年もオフシーズン80㎏（デブ）からコンテスト時70㎏（干物）を繰り返していましたが、今の目標は安定していい感じのコンディションを保ちながら心も体も元気でいることで、これはまさにフィットネスの本質。フィットネスとは「社会や生活に適応し、十分に自己表現、自己実現ができること」とあり、選手時代はなんのこっちゃと思っていましたが、今は朧気ながら分かるような気もします。
フィットネスを生業とする者として、自分なりに体現したいと思います！押忍！