情緒的な価値を積み上げて、それを基本行動とし、その土台の上に仕組みを乗せるという包括的な関りの結果、機能的な成果に紐づく

企業様からセミナーや研修のご依頼をいただく機会があり、ありがたい限りです。

特にフィットネスクラブ様からのご依頼は会員様向けのセミナーの他にもスタッフ様向けの研修や勉強会などを担当させていただく事があり、特別な緊張感と気合が入ります。何としてでも成果や効果に結び付けたいと考えていて、例えば私が関わる事で「入会初期からの定着率が〇%向上した」「パーソナルトレーニングの申し込み数と成約率が伸びた」といった機能的(定量的)な成果は確実に欲しいところですが、そのためには「お客様からの喜びの声が増えた」「クレームが減った」「何気ない会話が増えて雰囲気が良くなった」などの情緒的(定性的)な成果が一見遠回りなようでいて近道となるように思っています。

フィットネス事業は戦略やしくみだけで結果がついてくるほど甘くはなく、実は場の雰囲気や空気感など、どこかフワッと感じる数値化できない指標こそが大切で、これは地道に積み重ねる以外に道はありません。しかし私も過去に経験がありますが、自分が所属する会社の役員や事業責任者になると、突然現場の空気には無頓着になり、パソコンの前でエクセルと睨めっこをしてしまうという現象があります。これは何も私だけではなく、関口リサーチによれば全国的にそうなっています。「マネージャー現場出ない」みたいなの、ありますよね。

だからこそ私のような外部からの人間が役立つと考えていて、「情緒的な価値を積み上げて、それを基本行動とし、その土台の上に仕組みを乗せるという包括的な関りの結果、機能的な成果に紐づく」という説を再現性高く証明できるように、気合を入れて取り組みます。

がんばろー。

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