吠えた理由は

こんにちは!関口です。

今日のブログはシリアスなノンフィクション話。

2022年の8月辺りの出来事なのですが、当時私は前年のオールジャパンで準優勝となり、いよいよ今年は優勝だ~と意気込んでいたところ、ひょんなことから業界のフィクサーのような人物(詳細は不明、以下A氏)から電話があり、話の内容は「関口くんを応援している。同時に心配している。日本一になりたいんだろう?連盟の会長に挨拶したの?」というものでした。

私は当時の連盟会長に会った事はなく、当然ながら直接挨拶もしたことがないとお伝えすると、A氏から「そんなことで勝てると思っているなんて甘い。私が会長に引き合わせてあげる」という提案を受けました。

一見ありがたいような話ですが、これって見方を変えれば根回しのロビイ活動だな…と、心に引っ掛かるものがありました。

果たしてA氏とともに会長に挨拶をしておけばコンテストで有利になるのか?まぁ、ならないにしてもやっておいて損はないし、水面下での働きかけも大切なのかもな…と一瞬考えましたが、頭では理解できるけど、心が納得できない。

結局「それをしないと優勝できないのなら、私は2位でもいいんです。そういう事をしない自分で挑みたいと思います」とお伝えをして、A氏には半ば呆れられるかたちで電話を切りました。わざわざこんな電話をいただいてありがたいけど、私の所属するJBBFはそんな世界なのかなあ。。

そうした中で迎えた2022年オールジャパンの結果は初優勝。そう、優勝できたんです。

優勝の瞬間は大声で吠えてしまい、今でも「あれは驚いた」とネタとして言われることがありますが、優勝の瞬間、私の心の中では「競技外の根回しなんかしなくても優勝できた。ちゃんと審査してくれた。JBBF舐めんなよ!」という想いが爆発したんです。だから吠えちゃった(笑)

知っている選手でも知らない選手でも、有名でも有名でなくても、ステージ上の選手をちゃんと審査してくれる。JBBFはそういう団体で、私はそれを誇らしく思っているんです。

根回しなんかいらないです。実力一本で勝ちにいきましょう!

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