エンドーズジム

全国津々浦々のフィットネスクラブを巡りトレーニングをしてきた私ですが、今まで利用したジムでベストはどこかと聞かれたら、迷わず25年前に通っていたエンドーズジム津田沼!と即答します。

マシン数やフリーウェイトの充実さ、シャワーや水回りの快適さや清潔さを比べれば現在の24ジムやゴールドの足元にも及ばないほどにボロボロで、シャワーなどは水がちょろちょろ出るくらいでしたが、それでもエンドーズジムはマイベストジム。しかも圧倒的。

何がいいのか?それは「人」と「場の力」が良かったんです。

エンドーズジムの日常は、まずボディビルの父と呼ばれる遠藤光男会長が朝から15時まで普通にいらして、何者でもない私に対しても優しく話しかけてくれたりして、今思えば貴重な時間でした。また、15時からは名物コーチの近藤さんという方がいて、近藤さんに半ば強引にボディビルコンテストに出場させられたのも良い思い出です。

会員さんもエッジが効いていて、ある日モンゴルから来た留学生とジムでモンゴル相撲をしていたらそのままケンカになったこともあります。今こんなことしたらお互い出禁かもしれませんが、これも良き思い出です。

最近の風潮として、人の手を介したサービスは有料というのがあり、それは全く正しいのですが、一方で有料サービスが売れる場というのは無料サービスのクオリファイが極めて高いという現実もあります。無料オファーとフロントエンドがバカ強いからこそ、バックエンドが売れるという流れ。ありますよね。

当時のエンドーズジムはそんなスキームやビジネスモデルなど関係なく、ごく自然にそんな空気感がありました。ひとつのチームであり、ファミリーみたいな。場の力と私は呼んでいますが、当時のエンドーズジムのようなジム、いつかどこかで誰かがオープンしてくれないかなぁ。

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